ファクトフルネス/ハンス・ロスリング

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今僕は22才。

 

僕らが義務教育で習ったことは、

すでに変わってしまっている。

 

僕たち世代が信じている常識は

常識でない。

 

今の世界の状況をデータを用いて

正確に伝えようとしているのが、

この本です。

 

13問の3択クイズ

チンパンジークイズ」を中心に

僕たちの常識を破ってくれます。

 

チンパンジークイズ」というのは、

チンパンジーにあるクイズを出した時に

3択の問題で正解する確率を

人間が下回るようにできている

というクイズです。

 

簡単に言うとチンパンジーより

正答率が低く(33%以下)なる

クイズということです。

 

このクイズは

賢い人ほど間違えやすいです。

 

 

僕が1番驚いたのはこの質問

「世界中の1歳児の中で、

なんらかの病気に対して

予防接種を受けている子供は

どのくらいいるでしょうか?」

 

A.20%

B.50%

C.80%

 

僕は最初Aと答えました。

 

僕の友達にも質問したところ

だいたいAかBでした。

 

しかし答えはCです。

 

この理由が

この本には

書いてあります。

 

 

また、

人間には

本能というものがあります。

 

この本では

、本能のことを思い込みと

捉えて解説していってます。

 

僕が1番納得したのは

「犯人捜し本能」です。

 

人間は誰かを犯人にして

その人を責めることで

安心する生き物なのです。

 

確かに犯人を1人作れば

もう何も考えないで良くなるので

自分もやってしまっていた。

 

例えばサッカーでいうと、

ゴールを決められてしまった。

 

ということに

キーパーが止まらなかったのが悪い、

あのディフェンスが良くなかった、

あそこでお前がパス出さなければ、

などの理由を付けて責めることがあります。

 

しかし、

本当は誰が悪い

とかいうわけではなくて、

天気、疲れ具合、ディフェンス、キーパー

パス、前半に見せたシュートフォームなどの

起因する事が多すぎるのです。

 

誰が悪いとかは全くなくて、

ある条件が揃ってしまったから

シュートを入れられたのであった

ということになります。

 

だから、もし失敗した時や

トラブルが起こった時は

原因を1つ突き止めたら終わりではなくて

いくつもの「要因」を

見つけるべきだと思った。

 

こんな気づきがたくさん見つかった。

 

ぜひ読むことをお勧めしようと思う。